鱧(ハモ)という魚はあることをしないと
食べられないという欠点があるのです。
そのある技術が関東では広まっていない。。。
だから、関東では鱧(ハモ)は広まらないんです・・・
鱧(ハモ)は関東では取れないし、
鱧(ハモ)を食べるための技術も発展していないので、
鱧(ハモ)が広まるわけが無いですよね。
■ そのある技術とは?
実は・・・ 鱧(ハモ)って骨だらけなんです。
鱧の体には細かい骨が無数にあって、
そのまま食べると口の中が血だらけになっちゃいます(笑)
怖いですね・・・
と言うよりも歯では噛み切れないので、食べる事が出来ません。
鱧(ハモ)はおいしいけど食べるのが難しい魚です。
(中国人はそのまま食べるらしいですが(笑))
そこで出てくる技法が「骨きり」です。
開いた鱧をまな板の上にのせ、
キャベツの千切りのようにザクザク!っと切ります。
しかし、それではバラバラになるので、
皮一枚だけ残し、身と骨だけを切っていきます。
すると身はつながったまま、骨だけが細かく切れます。
これによって鱧(ハモ)独特の食感が味わえるのです。
詳しくは写真付きの解説をどうぞ!
その「骨きり」と言う技術は、
習得するのにミッチリやって3年もかかります!
結構、難しいんですね。
この技術が広がらないので、
関東で鱧がメジャーにならなかったとも言われています。
これだけ食べるのに手間がかかります。
でも、それを感じながら、
鱧(ハモ)を食べることができたら、
より一層おいしさを味わうことができそうですね。
⇒美味しいのには訳がある・・・本田鮮魚店の鱧しゃぶ